ちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編、最終章へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014 年より始動した、地域での取材や歴史をもとに、その土地に根ざした演劇作品をつくるプロジェクト。

2017年に始まった練馬区の高松地区での第二弾も、いよいよ最終章へ突入します。

 

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「今日のたかまつ アーカイブス」というラジオをモチーフにした作品をつくります。

「忘れ去ること」「消え去ること」「変化すること」をテーマに、5年つづいた高松編にピリオドを打ちます。

 

高松に長年存在した架空のラジオ番組「今日のたかまつ」の過去番組アーカイブスというかたちで、このまちのさまざまな「今日」 を描きます。

演劇は基本的に「いま・ここ」を共有する営みです。でも、今回はあえて「いま」も「ここ」も手放してみます。

感染症はわたしたちが集まることを極めて困難にさせました。ですが、それ以前よりわたしたちは「ひとりの時間」を抱えながら都市で暮らしている面があったはずです。

「いま・ここ」から自由になることで、見えるけど見えない、聞こえるけど聞こえないもうひとつのまちにふれていく。

HPとカセットテープという記録装置を通して、(聞き逃してしまった)みなさんに直接届けます。

続報をお待ち下さい。

 

(代表・演出 阿部健一)

<作品公開予定>

オンライン(特設HPにて) 2022年2月ごろ

 


期  間  2021年4月〜2023年上半期 

原  作  高松

構成・演出 阿部健一*

ドラマトゥルク 小野晃太朗(シニフィエ)

出  演 矢部祥太、トヨザワトモコ、高橋由佳*、齋藤優衣* ほか

音  楽 ポークハイパット

デザイン 齋藤優衣*

お  茶 塩田将也

相  談 役 伊藤馨

 

製  作 uni

助  成 令和3年度みどりのまちづくり活動助成


プロジェクトメンバー

 阿部健一

Kenichi ABE

代表・演出

 

齋藤優衣

Yui SAITO

デザイン・パフォーマー

 保育者

新藤秀将

Hideyuki SHINDO

俳優

 

高橋由佳

Yuka TAKAHASHI

俳優・ダンサー・モデル

 



矢部祥太 YABE Shouta

俳優

1989年生まれ、福島県郡山市出身。日本大学芸術学部にて演技を専攻。

同大学内歌舞伎・舞踊研究会で歌舞伎を学ぶ。日本舞踊を花柳寿寛聖氏に師事。

野外劇、音楽劇、朗読等に出演。

≪主な出演舞台≫

三春アンサンブル支援会 「セロ弾きのゴーシュ」 朗読

歌舞伎・舞踊研究会  本公演 「伊勢音頭恋寝刃」 料理人喜助役

音楽劇 You've got mail #10「英雄からの手紙」以降の全公演に出演


トヨザワトモコ TOYOZAWA Tomoko

 

俳優

1989年、神奈川県・横浜市に生まれる。

小学生頃から少しずつ演劇に興味を持ち始め、画家になりたかったはずがいつのまにか演劇の道に。日本大学藝術学部演劇学科卒業。在学中は歌舞伎・舞踊研究会に所属し歌舞伎の実演を行う。俳優として出演するだけでなく、歌舞伎と日舞の経験を活かし着物の着付指導やコーディネート、所作の指導等も行う。俳優という生き方について考えながら活動中。近年の主な出演作に、劇団肋骨蜜柑同好会『草苅事件』/ 劇団子供鉅人『重力の光』『幕末スープレックス』『マクベス』等。

 


塩田将也 SHIODA Masaya

 

 

戯曲創作

大分県別府市生まれ。演劇作家。

ドラマツルギーカルアプローチを土台とした東京の満員電車における身体行動とその集団的共有に関する研究および発表で修士号を取得。前年度よりuniのプロジェクトに参加している。横から議論を混ぜ返してばかりだった昨年とは異なり、今年は具体的な作品の創作を求められる。持ち前の好奇心で快諾した彼の目の前には、かつてない '農の風景'が広がっていて…!?練馬区高松で繰り広げられる演劇活性化ファンタジー!

 


小野晃太朗 ONO Kotaro

 

 

劇作家、ドラマトゥルク

日本大学芸術学部演劇学科劇作コース卒業

リズムよく詩的な長い台詞を書くこともあれば、短くて往復の多い会話を書くこともある。演劇的行為や現象を、人間の社会的性質と同等と捉えて戯曲に組み込むことが多い。関心があったり、琴線に触れたことを扱う。群集心理や性暴力、力や持たざるものに関するアプローチを行ってきた。

最近気になることは、治療と鎮痛の違い。

2020年、戯曲『ねー』で第19回AAF戯曲賞大賞受賞。

 


伊藤馨 ITO Kei

 

uni相談役・舞台照明家・ワークショップ・コーディネーター

 

練馬区の江古田(えこだ)生まれ、中野区の江古田(えごた)育ち。ある地域をリサーチし、その内容を使って作品を作り、また、それをコンテナの様にして運び、また別な地域をリサーチし、過去に集めたデータを他の地域に渡していく。演劇を行うものたちが持っていた未知のトランクを、遠くの人の前で拡げ。別の地域がそこから見る世界に思いを馳せさせる。私たちアーティストはメディアそのものである。生業は舞台照明家であり、時に学校教育に関するワークショップのコーディネートを行っている。uniでは相談役。進行方法や方向性を一緒に考える仕事を行っている。劇場で作られるものが実生活と切り離された危機感からuniの活動に参画している。